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▼コメント[必須]>>52 > 誰にでも 「あの野郎、死ねばいいのに」 と思うことはあると思う。だけど、それが現実になってしまったら・・・。 幼稚園の時、喧嘩した男の子が翌日死んでしまったことはあったけど、ただの偶然だと思っていた。 小学校の時、理不尽は体罰をする先生がいて、僕も酷く殴られた。 「あんな先生死ねばいいのに」 と思った翌日、先生は死んだ。 確信したのは、中学の時、僕をイジめていたグループのやつらが全員死んだ時だ。 僕には、死ねと思った相手を殺す能力がある。 自分が怖かった。 誰にも言えなかった。 心安らかに、誰にも腹を立てないように生きていかなければいけないと思った。 それでも、高校に入ってしばらくして、僕の周りで何人かの人が死んだ。 不良グループの奴や、感じの悪い女子。 強く願わなくても死んでしまうと知って、僕はショックを受けた。 悩んだあげく、泣きながら母に打ち明けた。 母は驚いて、最初は信じなかった。 けれど、偶然にしては僕の周りで人が死に過ぎるとは感じていたようだ。 父が会社から帰宅し、父も交えて話をした。 両親とも 「どんなに辛かっただろう。子の罪は親の罪だ。お前は何も悪くない」 と言ってくれた。 思い切って打ち明けてよかった。 父と母に感謝した。 その夜、僕は心から安堵して眠ることができた。 翌朝―父と母は死んでいた。
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